会長と団体の紹介
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ごあいさつ
日本の音楽教育の歴史は、西欧諸国に比べて浅く、こと主流となっている楽譜や発声法などに関する理論は、明治時代以降になって諸外国から輸入されてきたものばかりです。
従って私たちは、必ずしも自国の文化や自分の体型に適合するとは言い難い西欧流の音楽理論のもとで音楽と触れあってきたわけです。
しかし昨今、カラオケやブラスバンド、ピアノ教室等の普及に伴って音楽演奏が身近なものになってくるにつれ、様々な疑問や壁にぶつかる指導者も増えてきました。
例えば、西欧人とは体型も体格も違う私たちが果たして同じ発声方法で良いのだろうか?日本人の情緒を演奏するための表現方法にはどのようなものがあるのだろうか?…など。
学校や、これまでの一般的な音楽教室では、カリキュラム整備の不足から、なかなかこうした現実的で素朴な疑問に応えることが出来ませんでした。
と言うよりも、むしろ何も考えずに、西欧式の音楽理論を押しつけてしまっているような指導が現状ではないかと思います。
こうした現状を踏まえ、私たち、全音連(全日本音楽教室指導者連合会)では日本の民俗的音楽の理念と、西欧音楽理論を融合した真の音楽理念を打ち出し、これを音楽教室指導者や音楽を愛好している皆さんに提供していきます。
私たち独自の指導ノウハウが、日本中の皆さんの音楽人生をより充実したものにする一助になれば幸いです。
海沼 実 全音連会長プロフィール
